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2005年 10月 31日

ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その19(アルバその2)

そして潜入した第75回のNational Fair of the White Truffle of Alba, Fiera Nazionale del Tartufo Bianco d'Albaであります。

入場料は無料。会場はPiazza Biancaに設置された巨大テントの中。
毎週末ごとに、アルバ近郊のトリュフを使った食品を扱っているメーカーさんや、その他のこの地方の特産物を扱うお店、そしてトリュフとり名人たちがここに一堂に集い、自分のところの商品、そして戦利品である白いダイアモンド、トリュフを誇らしげに売るのであります。

会場に入ると、もうすごい人人人。前に進むのもやっと。
会場の中は人ごみによる熱気もすごいのだけれど、それ以上に漂う香りもまたすごい。


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トリュフとり名人によってとられたトリュフはこのようにケースの中に納まっている。





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この巨大なトリュフの山・・・。いったいいかほどの価値があるのであろう・・・。


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その19(アルバその2)_a0045334_17541796.jpg
ほれ、匂いかいでいきな!!と、これ見よがしに差し出された巨大トリュフ。
おに~さんのこの誇らしげな顔・・・。


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その19(アルバその2)_a0045334_17573484.jpg
ワインのカンティーナもそうであったけれど、トリュフの商品を扱うお店も家族経営が多い模様。こうやって子供も借り出されているのである・・・。



といった感じで、こぞってトリュフ自慢が繰り広げられているこの会場。
もちろん!!試食も盛りだくさん。
トリュフペースト、トリュフオイル、トリュフ入りチーズ、トリュフ入りサラミ・・・。
さすがにあまり商品をパチパチと写真撮影することができなかったので、あいにく写真が無いのだけれど、どれもこれもおいしくて、お金がいくらあっても足りない状態。
どうりで入り口にATMがあったわけね・・・と、変な納得。
結局、この旅行の後はすぐに日本に帰るということもあり、トリュフは今晩も食べられるし!と、トリュフ製品を買うことに決めた私が購入したのは・・・。
白トリュフオイル(オリーブオイルにトリュフの香り付けがしてあるオイル)
白トリュフチョコレート(と言ってもこれはしろトリュフの味がするわけではなく、このあたりの特産のヘーゼルナッツを練りこんだジャンドゥーヤチョコを白トリュフに似せたアルバのチョコ。)
トリュフ入りタヤリンとトリュフとポルチーニのラビオリ
トリュフ入りグリッシーニ

で・・・。トリュフ入りタヤリンとラビオリなのだけれど、以前実は生パスタは冷凍できるということを教えられていたので、尋ねてみたところ、ちゃんと冷凍すれば半年くらいなら保存できる!といわれたので今回3人分ずつ買って来たのだけれど、お会計の時に・・・。おね~さんが、サービスしといてあげるよ~と、あらかじめいくらかまけてくれたのであります。
で、12ユーロだったのだけれど、私の財布の中には小銭はなくお札しかなく、それも20ユーロ紙幣か10ユーロ紙幣と来た。お釣りが用意できないおね~さん、小銭ないよ~~~~と私が言ったところ・・・。仕方ないわね~Scontoしてあげるわ。
結局10ユーロにまけてくれた!!ラッキー♪元々がいくらだったのかはわからないけれど。ぐふふ。

と、その後もごっきげんに会場で試食を繰り返しつつ出口にたどり着いたところ・・・。
典型的なイタリアのマンマが、”あ!あんた!!さっき生パスタScontoしたRagazzaよね?ちょっとこっちいらっしゃい~~~!!”と、拉致られ・・・。

連れて行かれた先。パン屋のスタンド。
”うちのダンナがパン売ってるのよ。さっきまけてあげたんだから、うちのだんなのとこでパン買ってやって~~!!” ”はいはい。それくらい喜んでさせていただきます。お釣りくれるんなら。(笑)”
てなわけで・・・。グリッシーニと焼きたてパン購入。
いやいや、やはり強いぞイタリア人女性。う~ん、イタリア好きだけど・・・。イタリア女性に生まれ変わるのはどうなもんかね・・・。って、私も十分海外生活5年で強くなってんだけどさ。しかしなかなかここまで言いたい事を誰にでも言えるのはかなりうらやましかったりして・・・。



ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その19(アルバその2)_a0045334_1814727.jpgそしてアルバの街は夕闇に包まれだし、薄い赤茶色の街並みの空が夜に向かって色を変えだしていくのでありました・・・。
そして合流の約束の時間になり、アメリカ人夫妻とめでたく再会。今夜はご夫妻&私たち&Giorgioで最後の白トリュフディナーということで、アルバから車でアグリに戻ることになっていたのであります。
アルバの街は明日の朝おきると、元の静かな小さな街に戻ると奥さんから伺ったのだけれど・・・。
まあ、すっごい人ごみ。大渋滞。
通常であれば、アグリまでの道のりは25分ほどらしいのだけれど、この日はアルバの中心部から抜けるのに1時間ほどかかり、7時半にアルバを後にしたにもかかわらず、アグリについたらなんと9時を回っていたのでありました・・・。

そしてそこから、最後の白トリュフディナーが始まったのでありました・・・。

by kchan0221 | 2005-10-31 18:20 | Italia


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