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2005年 11月 01日

ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)

この旅行最後のごはんを飾るリストランテ。その名はI CAFFIであります。
辞書によるとi caffiは複数形なのでcaffoのはず。奇数という意味らしいが・・・。

このリストランテは元々別の場所で経営されていたのだけれど、40日前にこの今の場所に移転して再オープンしたばかりということで、とても新しい感じがする。
が!この建物はとても古い建物であるそうだ。それをこのレストランOPENにあたりリノベートしたそうである。
もったいないな~と思うのだけれど、私達がランチを食べたのは地下部分。
Sala "Delle Mura"
ここはお昼のみの利用(営業)で、1230-1415の間のみ利用されるお部屋。
ちなみに2階部分のSala "Patronale"は夜のみ利用(営業)で、2015-2145のみのお部屋。
と~っても贅沢である。老婆心ながら、両方昼も夜も開けたら儲かるだろうに~と思ってしまったワタクシ。まだまだイタリア人のこういう心のゆとりを持ったライフスタイルには程遠いのであるが・・・。






ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_1825146.jpgそしてこのSala"Delle Mura"であるけれど・・・。内装はこんな感じ。
た~くさんのワインが所狭しとワインセラーに並べられている。1日目に見学させてもらったGajaのワインの数々も!!(もちろんこんなリストランテで飲んだらとてつもない金額であろうと思われるので飲めませんでしたが!!)

ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_18261092.jpgそしてそんな多種多様なワインの中から、ソムリエ兼カメリエーレのオーナーの長年の友人が選び出したのは、Gamba di Perniceという赤ワイン。意味はヤマウズラの足というのだけれど、これはブドウの茎がヤマウズラの足のような色であるから・・・というところからきているそうな。ふ~ん。
このソムリエさん、1本目を開けてコルクの香りを嗅いでいたのだけれど、どうも納得行く状態じゃなかったらしく、私達のテーブルに出されたのはその後開けられた2本目のワイン。プロ意識を感じると共に、ワインに対しても期待大。え~と、結構おいしかったです。

そしてこの日のランチはいろんなものをチョコっとずつ食べよう!ということで、2人ずつシェアして食べることに・・・。よってプリモを2品、セコンドを2品ずつオーダー。

ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_18323475.jpg


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_18332596.jpg

食い気が勝り&オーナーがオーダーしてくれたこともあり、残念ながら正式な名前をメモすることも聞くことも忘れたので、何ということがいえないのだけれど・・・。
これがシェアしていただいたパスタ2種類。
ラビオリとタヤリンのラグーソース。ラビオリの中身はお肉。滞在先で食べたアニョロッティに似ている。タヤリンはみていただければわかるがラグー(ミートソース)であえてあり、このパスタ両方ともちょうどいい茹で加減のアルデンテ。


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_18365264.jpg
そしてこれはメインのうちの1つ、子牛のロースト黒米添え。
この子牛、これまた見ていただければわかるが、絶妙な焼加減で中はピンク色の仕上がりのレア状態。ほんのりあたたかいくらいの仕上がりで、柔らかい上にとってもジューシー。味付けはシンプルに塩とグレービー。このグレービーを絡めて食べる黒米もとても美味しい。黒米はリゾットかな?と思ったのだけれど、どちらかといえばピラフに近く、これまたアルデンテな歯ごたえで、どうやらスープで炊いてあるっぽかったです。


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_18421121.jpg
そしてもう1皿のメインディッシュは塩漬けの干しダラ、バッカラ。
ピエモンテ州には海が無いため、バッカラが料理に多用されるそう。これはそのバッカラを戻し、蒸したものである。
タラというと日本でもよく寄せ鍋に使われたり、味噌漬けにされたりとよく食べられる白身のお魚だけれど、私のイメージではとてもやわらかくホロホロの食感だったのだけれど、さすがにこれは塩漬けを戻したものだからか、身が実にしっかりとしまっていて、塩漬けの塩分が効いている。レモンを絞ってあっさり食べるという食べ方なので、バランスもよくなかなか美味しかったです。

その後・・・。デザートはどうする?ということになり、ワタクシの大好物、ピエモンテ州が元祖といわれるパンナコッタをそういえば食べてなかったわ~~と思い、パンナコッタが食べたい~♪と言ったのだけれど・・・。あいにく今日はないとのこと。
っていうか、なんでパンナコッタが好きならそういわないの?!美味しいパンナコッタならいくらでも作ってあげたのに~とのこと。
んじゃ、次来る時には作り方教えつつ、食べさせて~とお約束。
と、デザートはスキップし、コーヒーを頂いているそんなとき・・・。

あの、忘れようと思っても忘れることなど出来ないあのかぐわしき香りがリストランテに!!
ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その22(I CAFFI)_a0045334_18471485.jpg
そうですそうです。白トリュフさん登場!!
と言っても私達が食べるわけではなく、ほかのテーブルの人が注文したのだけれど・・・。写真にとらせてもらいました。すごい大きさ!そして量!!
いったいいくらするのか?!街中のレストランではトリュフを追加でかけると20ユーロから・・・とあったけれど・・・。恐ろしくて金額については尋ねることができませんでした。ハハハ。

ということで、今回のピエモンテ旅行最後のお食事タイムはこれをもって終了したのでありました・・・。

リストランテ I CAFFI
Via Verdi angolo Vicolo del voltone
ACQUI TERME
tel: 0144-325206
水曜日の夜と日曜日はお休みです。
ランチは1230-1415
ディナーは2015-2145の営業。
要予約。

by kchan0221 | 2005-11-01 18:56 | Ristorante


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