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2005年 10月 21日

ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その12(白トリュフその1)

Giorgioと合流し、アグリにもどった私たちを待っていたのは・・・。お昼ごはん。Pranzo。
え~、私がRUPESTRを予約した際の条件。:1泊2食付。決して3食付ではなかったはず。
が、Giorgioはお昼ごはんも用意してくれるようであります。
ってことは昼ごはんは別料金だよね・・・、いくらくらいなんだろう~?!と、一瞬頭の中をユーロマークがいくつかよぎったのであるが・・・。
ま~こんな機会早々ないし、いいか~っとすぐにお財布の中身についてはすっかりと頭の中から取り除いてしまったワタクシ。

そしてこの2日目のお昼ごはんは、この旅行1度目の白トリュフづくし♪ぐふふふふふふふふふ~~~っ。
ワタクシ、今回の旅行前に、黒トリュフを口にしたことはありましたが、白トリュフは、ペーストでしか口にしたことがありませんでした・・・。
そんななのに!!いいのか?!こんな贅沢して!!
いいのか?!値段聞かなくて!!
と、そんなささやきはすぐに無視して・・・。Giorgioとともにこの旅初、厨房へと潜入!!

Giorgioと私たちが別行動していた間に、彼は色々とお肉類を購入しており、厨房には大量のお肉が。
そしてこの日の私たちのランチの食卓に上りますは・・・。子牛ちゃん。ビテッロ君。

まずは、トリュフにかかる前に・・・と、大きなプロシュート君ご登場。


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その12(白トリュフその1)_a0045334_243235.jpg

プロシュート君にも目が無いワタクシ。薄く削られていくきれいなピンクと白い脂身のハーモニー。ああ~みているだけでなまつばごっくん。これでごはんまず2杯くらいいけそう。
そしてそれに付け合せるためのナポリから毎週届けられる水牛のモッツァレラチーズ。
切れ端を味見させてもらったところ、ありえないくらいにフレッシュな上濃厚でと~ってもウマイ!!

と、ここまで準備した後、とうとう登場。子牛君。
まずは・・・カルパッチョ♪ということで、うす~くスライスされた淡いピンクの子牛君がお皿に並べられる。味付けは軽くお塩とオリーブオイルをたら~ん。これだけでもおいしそう!!
そして本日のトッピング。
これまた高級キノコの代名詞、ポルチーニ君にもちろん白トリュフちゃん


ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その12(白トリュフその1)_a0045334_24296.jpg

まずはポルチーニ君をうす~くうす~くスライス。これを半分の子牛君の上にぱらぱらっ。その後バジルソースを少し。
いざっ!食卓へ・・・。

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ピエモンテ食べて飲んで踊ってツアー その12(白トリュフその1)_a0045334_2412.jpg
そしてみんなでテーブルに着き・・・。メインイベント!白トリュフが削られ、子牛のカルパッチョの上に白いダイアモンドの花びらがはらはら舞い落ちて・・・。あたりに漂うえもいわれぬかぐわしき芳醇な香り♪そしてはらはら舞うそのお姿。お皿の上の子牛君の上には、てんこ盛りの白トリュフが・・・。くぅ~~~~っ!

このお肉の新鮮さ、柔らかさについてはもちろんのこと、子牛の癖のないお肉の甘みとポルチーニの香りとしゃきしゃきの食感、バジルソースがかもし出す絶妙のハーモニーはもう、筆舌に尽くしがたいものであります。

と、ポルチーニでもこの身のもだえよう・・・。白トリュフではいかに?!
言わずもがな。あ~みんなで一気に昇天してしまいましたのでありました。(笑)
口にトリュフとお肉を入れた瞬間に、のどの奥から鼻をとおり、脳天にまで突き抜ける白トリュフの鮮烈な香り。これはもう一種の麻薬?あ~本当に幸せ♪
と、一気に完食してしまったため、あ~っという間にみんなのお皿は空っぽに。

ちょいと箸休め。ということで、ここで、先ほど準備しておいたプロシュートとモッツァレラをいただく。これもまた絶品なり。

そして・・・。今度は・・・。ビステッカディビテッロ 白トリュフがけ
まずはカツレツ用にスライスされた薄めの子牛に塩をし、小麦粉を薄くはたく。


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フライパンにオリーブオイルを熱し、同時にローズマリーを投入。このローズマリー、油に香りが移り、本当にいい働きしてはりますわ。


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十分フライパンとオイルが熱くなった所に、小麦粉をまぶした子牛君を投入!!両面をさっと焼き、


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最後にムスカートパッシートというムスカート種のブドウで作られた、あま~いデザートワインを少し注ぎフランベ。
お皿にすぐにうつし・・・。テーブルへ!!



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そして・・・。もちろん席についた後は待っていましたっ!!トリュフの舞い♪はらはらっ。
いっただっきま~す。
ローズマリーの香りとムスカートパッシートの甘さと風味が子牛にほんのり移っている。そしてその風味がまたまた白トリュフとの相乗効果。うまみと香りをよりいっそう引き立てる。
お肉そのものもそのまま食べてもおいしいくらいフレッシュでジューシー。
もう言葉は要りませんね。お肉が冷める前に、一気に完食。ご馳走様~。

と、この時点で結構おなかいっぱいになっていたのだけれど・・・。
最後に登場したのが、シンプルにして最大に白トリュフのうまみを味わえるといわれるこの料理。いや、料理といっていいのか?!


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それは・・・。目玉焼き。トリュフがけ。


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黄身が苦手なワタクシは白身にトリュフがけ。他の人々、半熟のとろっとろの目玉焼きの上にしろトリュフをかけ、パンにつけて・・・。あ~~~~もうたまらん。いいのであろうか?こんな贅沢!!

と、200%以上の満足のうちに終わったトリュフ尽くし。


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最後にデザートに桃をいただき、この旅第1回目の白トリュフ食べまくりのランチは終了したのでありました・・・。

続く。

by kchan0221 | 2005-10-21 02:14 | アグリツーリズモ


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