2006年 04月 12日
さてさて前半戦第2部。 7日からイタリア。ということは実は3ヶ月ほど前から決まっていたこと。いや、もっと前かな??それもあったので、今回この時期に有休をとったというほどのことだったの。 もともとの約束としては、7日にヴェローナ集合、10日にヴェローナ解散。であったため、日本帰国がなければ、7日の前か10日の後にヴェローナと、他に行きたいイタリア北中部の小さな町や村がいくつかあったので、そのうちのどこかに行って・・・などという計画をしてたんだけど。 が!!これまた1日の夕刻のこと。7日は都合でヴェローナじゃなくてピエモンテに・・・という連絡が。えっ?!ということで色々と調整し・・・。予定になかったトリノ行きが決定。 本当は3月末に行くはずだったトリノを1週間遅れで、フラフラ歩いてきたのです。 3月の末に行こうと思っていたトリノ。行く気満々だったので、前もって色々と調べていました。(笑)なぜ3月に行こうとしていたかというと・・・。3月の下旬、24~4月2日までの間、トリノでチョッコラートというチョコレートのイベントが行われていたんです。でも、タナボタアマルフィもあったし、仕事の都合もあったし・・・。つ~ことで行かなかった訳ですが。 とはいえ、色々調べてた資料はあった訳で・・・。でも・・・。それを今回、トリノに行くとは思っておらず日本に持って帰ってなかった上、トリノについて書かれているガイドブックも家において行ってしまったのです~っ!! で・・・。 とりあえず、叔父宅で最低限必要な情報を検索し、プリントアウト&メモして・・・。インフォメーションでもらった地図を片手にトリノをフラフラ。 トリノはもともとサヴォイア王朝時代の都だったところだし、一番最初のイタリアの首都だった街。今ではイタリアの一大車メーカー、フィアット社のお膝元であることから工業の街になり、あまり観光という面では注目されていないんだよ~と、トリノ出身の人に後から伺ったのだけれど・・・。 日本でいうと、京都。碁盤の目状に道が配置されているため、とっても歩きやすい街でした。 Porta Nuova駅に荷物を預け、中心部に向かって歩いていると・・・。この広場に行き着きました。チョッコラートのメイン会場であったサンカルロ広場。撤収作業中でしたよ・・・。(笑) ああ~もう1週間早ければっ。 建物の色のトーンはちょっと暗めなんだけれど、だからこそこういう路地裏とか細い道を歩いていると昔、すべての中心だった時代の華やかさとか、人々の生活が頭に浮かんできてなんだか楽しい~。イタリアの路地裏ぶらぶらで一番楽しかったのはボローニャなんだけれど(街も素敵だけれど何よりも美味しいものがいっぱいあるし♪)、ボローニャの明るい赤茶色に比べるととっても落ち着いた雰囲気。あの赤さにも魅了されたけれど、トリノのこのワントーンくらい落ち着き加減もなかなかよいのだ。どの路地裏もそれぞれに魅力があって・・・。小さな道を見つけてはふら~っと入り、ボ~っと歩いて・・・写真をパチリ。(笑)の繰り返し。田舎もいいけど、路地裏を歩くという意味では街もいいな♪なんて。 そしてピエモンテ州といえば・・・。 ワインに美食♪街中の食材店のウィンドーには・・・。これまた誘惑がいっぱい。(笑) そんなにサッカーに詳しくないKchanでも知ってますよ~。 イタリアサッカーリーグ、セリエAの強豪チーム、ユベントス。 トリノはユベントスの本拠地ということで、こんなユベントスショップがありました。 そういやトリノオリンピックの時にもオリンピックの話題よりも、テレビとか新聞ではカルチョの話題の方が取り上げられ方が大きかったしねぇ・・・。(笑) トリノ在住で今回のイタリア滞在中にお知りあいになったイタリア人の人曰く、今回のトリノオリンピックはあまりにも政府からのサポートがなかったから・・・盛り上がりに欠けてしまったんだよ。予算も厳しかったし。国のサポートがなかったからなんだよ・・・。とのこと。 とはいえ、街中を歩いているとあちこちにはまだまだオリンピックの名残が見受けられました。これは多分パラリンピックのモチーフだと思うのだけれど・・・。ああ~、この街を舞台に、選手の人たちは精一杯自分の実力を発揮できるように頑張ったんだな~と。 ウィーンでも良く見かける風景だけれど、こういうヨーロッパの歴史のある街をそのままの形で維持していくためには修復作業も大切なことのひとつ。こうして手がかけられていることによって、後世にまでこの街の歴史と伝統、そして文化が継承されていくんだな・・・。と、また竹野内くんの冷静と情熱のあいだを思い出し・・・。(バカ) 薄い雲も多かったけれど、この日は結構暖かくてお散歩日和。あまりどこかに出かけたからといって、そんな観光名所や美術館に行く。ということよりも、その街を自分の足で歩いて、その街に住む人々の生活を垣間見て、その街に住んでいる人の気分に浸るというのが好きな私にとっては、ガイドブックなしで街をふら~っとしたのはかえってよかったのかも?!なんて思ってしまった。 トリノはどうしても工業都市だから、ミラノのようにショッピングやファッションで注目もされないし、ローマのように世界に誇る遺跡もないし・・・。ベネチアやフィレンツェのように美しさで有名でもなく、影に隠れがち。でも、すばらしい街なんだよ。一度来たらわかるよ。トリノは最高なんだ!とは、前出トリノ在住イタリア人談。 と~っても魅力がある街、トリノ。ここにはぜひまた改めてゆっくり来たいな・・・。 そしてそう思わせた理由は・・・街に魅力を感じただけじゃなくてね・・・。まだあるのだ!(笑) 続く。
by kchan0221
| 2006-04-12 18:30
| Italia
|
アバウト
その他のジャンル
最新の記事
カテゴリ
Austria Italia Europe Japan Cook/Bake Sweets Chocolates Vino/Wine Caffè/Tè Cafe Cafe@Japan Ristorante shopping hotel/albergo アグリツーリズモ Airline Fiori Cielo/Sky Christmas(markt) friends/amici Camera/monologo その他 ブログパーツ
|
ファン申請 |
||