2006年 04月 21日
ほろ酔いご機嫌Kchan、Piancanelliで購入したワインを自室に持って行った後向かった先は・・・やっぱりキッチン。(笑) ダイニングからはたくさんの人の声。そしてキッチンではその集まった人たちのために出すGran pranzoの準備中。この土曜日のランチの予約は30名の団体さん+個人のグループとKchan。 さ、そろそろ、ご飯だからテーブルへどうぞ~。といわれ、ダイニングへ・・・。 30人の団体さんが来るということでその準備もありVeronaには金曜日にいけない。金曜日から念入りに仕込みをし、この日の朝もテーブルセッティングとかどのようにテーブルに椅子を配置するか、Giorgioたちは色々と考えながら動かしていた。でも、一体何があるのかは知らないまま・・・ダイニングに向かったら!! 結婚のお祝いのランチパーティー! さすがにパチパチ写真を撮るのはな~とはばかられたため、こっそり・・・。^^; 新郎新婦さん、両家の親類、そして友人が参加しての新郎主催のランチとのこと。 そんなお祝いランチをKchanも一緒に片隅で頂いたので・・・。 まずアンティパストその1 サラミなどなど盛り合わせ。 どれもいうまでもなく非常に美味。 でもその中でも特にこのパンチェッタと生サルシッチャはたまらない!! 多分この味を知ってしまったから、この前日のレストランでも何かが足りないと思ってしまったんだろうなあ・・・と思ってしまう。パンチェッタの脂が非常に甘くて美味しいのはもちろんだけど、この生サルシッチャ!!一番初めに食べた時はかなり生のソーセージ?!と抵抗があったけれど、このお肉の甘みが・・・病み付き。ウィーンで手に入らないのが非常に悲しい・・・。おかわりちょ~だい!!といいたいけれど・・・。はじめっからそんな事をしていては・・・いけないのだ。ここでは。 アンティパストその2 仔牛のタルタル その1のサルシッチャ以上にすきなのがコレ!!前回はこの上にしろ~い宝石(白トリュフ)・・・と、あの味を一瞬思い出し・・・タイムスリップ。ま、今回は時期が時期ということで、それは10月のお楽しみ♪プレーンに頂いた。 で、もちろん、白トリュフがなくても美味しい!! Rupestrの周りに生えているハーブを何種類も朝摘んで、ピエモンテ産の新鮮でかなり上質な仔牛さん、ハーブ、塩とパルミジャーノを一緒にたたくそう。タイムの香りがする。朝摘んでたやつだ~!このパルミジャーノを加えることで、お肉の甘みにコクが増している。う~ん。ワイン飲みたい?!って、Piancanelliで試飲して結構ほろ酔いだったのでお水にしてたんだけど・・・。間違った?! アンティパストその3 色々盛り合わせ。 このお肉をなんと言うのかわからないのだけれど、ブロードで煮たお肉を固めてハムにしてあると言うかなんというか・・・。いいお出汁が効いている。という感じの、ゆで肉とハムの中間的なもの。そして旬のアスパラにツナマヨ添え。このツナマヨ、もちろん自家製。アスパラはシンプルに塩コショウにオリーブオイル、それに生ハムがいいわ~と前日にGiorgioに言ったら、自家製ツナマヨ以外にありえない!!と力説された代物。このツナマヨ・・・。ヴィテッロトンナートのツナソースと同じで・・・うまいっ!そしてパプリカ。この上に載せられている自家製ソースのケイパーとアンチョビがパプリカの甘さを引き立てる・・・。 そして確かこの前に他の人にはチーズ各種が。私はパス。羊さんとかヤギさんのチーズでかな~りくせありありなので・・・。でその次のアンティパストがこれ。私的には4.でも他の人的には5。 キッチンの様子の時にフライパンで焼かれていたヒヨコマメのポレンタと、ほうれん草のタマゴ焼き。(笑)<名前は不明。 タマゴは基本的にあまり得意ではないんだけど、ここまでほうれん草がたっぷり入れられていると問題なし。と、頂いたところ、とってもほうれん草の味が濃くて・・・いい味出してる。ちなみに下はタマゴのみで、この2枚の間にはうっすらチーズが・・・。コレもポイント?! ヒヨコマメのポレンタは・・・。今度こそどこで粉が手に入るか聞かないと!!(笑) もうアンティパストだけでもお腹いっぱいなんですけど・・・。後どれくらいでてくんのかね?!とおもっていたら・・・。 やっとプリモその1。 ポルチーニのリゾット。 この写真でわかるかどうかわからないけれど・・・。湯気が出てるよ。(笑) ここまで書いてきて気づいたって遅いけど、もうね~どれも美味しいの。見たらわかるから書かなくてもいいような気がしてきた。(笑) プリモその2。 アニョロッティ。ソースは仔牛のローストの肉汁!!ローストするときに加えた香味野菜とハーブが効いていて、まったくお肉のいやなくささとかはなくて・・・。コレと比べるから前日のアニョロッティが・・・。コレ食べてなかったらきっと普通に美味しいはずなのにね~と改めて納得。 写真はチーズかける前とかけた後。かけないと肉汁の味がしっかり感じられ、チーズをかけるとまろやかさが増す・・・。 あれ? Kchanてばワインは飲まず水・・・って書いてなかったっけ?そうだったんだけどね・・・。いつの間にか目の前のグラスには、ドルチェットが2種類注がれていたのだ! 1つはこの結婚式のグループから、1つは個人でいらしていたグループから。 つ~ことで、メインのセコンドが出たときには・・・ワインを頂きながら♪(笑) そしてセコンドその1。がやっと登場・・・。 実はもうこの時点でかな~りお腹がヤバイ・・・。ので少なめでね。とお願いしたけれど、少なめでこれ。 さっきのアニョロッティのソースの本体。仔牛さんと昨日のポレンタ。このお肉、下ごしらえ中に見ていた限りでは、結構筋や脂が多い部分を使っていたのだけれど、そのせいもあり、ローストの肉汁のエキスに旨みがかなり出ているの。でも、このお肉の部分もだからといってかすかすではなくて・・・ジューシーでうまいっ!結局食べてしまった・・・。 そして・・・。セコンドその2。 で~んと登場。Giorgioが写真撮る?!と持ってきてくれたのでサーブする前に撮らせていただいたこれは・・・。 昨日どか~んと仕入れ、何これ?!と尋ねたらぺらっとめくられた紙の下に・・・ぎゃ~~~っ。だったうさちゃん・・・。(泣)とはいえ、羊さん&やぎさんはくせがあって苦手だけれど、うさちゃん、原型が残っていなければ、非常にあっさりしていて鶏肉に近くて・・・美味しい・・・。(泣)からちっこい切れ目を頂いてしまった・・・。うさこ、ごめんっ! そしてドルチェがやっと登場!!ブネッ。というチョコプリンとRupestr特製チェリーと桃のシロップ漬。 シロップ漬はフルーツ本来の味がとってもする大好きな味。桃缶好きだったんだけどね・・・これ食べたらもう食べられない。うちにある桃缶、去年の10月以降一個も減らず・・・。そしてこのブネッ。チョコレート、お砂糖、タマゴ、牛乳、そしてアマレットを使う2層になったプリン。下はプリン、上はチョコレートケーキの食感。アマレット&チョコ大好きなので・・・まあいうまでもなくおいしいのよ。 そしてAstiって言ったら忘れてはいけない!! あま~い微発泡の食後酒にピッタリ、DOCG Moscato d'Asti登場~♪ これで再度新郎新婦に乾杯!AUGURI!!!!!! 偶然とはいえ、この場に居合わせたご縁、輪の中には入らなかったけれど、自分のテーブルでオメデト~♪と思いながらグラスを上げてみた。 こういう幸せな光景を目にし、2人にとっては記念となる場所に居合わせたことで、幸せをちょっと分けてもらえたような気がする・・・。 Beba e Riccardo, 末永くお幸せに~★ もう腹12分目?!苦しい・・・と思っているところに、カフェとビスコッティ登場。 この丸いのがヘーゼルナッツのビスコッティ、そして細長いのがとうもろこし。 とうもろこしの分はサクサクと結構歯ごたえがあるのに対し、このヘーゼルナッツの分は口の中に入れるとほろっと崩れて解けていく。ヘーゼルナッツと小麦粉の量を1:1でブレンドしているからこんなにホロホロなんだって。お腹いっぱいとかいいながら、やっぱりちょこっとつまんでしまった・・・。--; う~ん。時計を見るともう5時前。今日の晩ご飯は8:30とか言ってたけど・・・。3時間半後?!ちょっと休憩しないと・・・と披露宴はまだまだ続いていたけれど、私はこっそり失礼し、お部屋に戻り、胃薬を飲み・・・ちょっと休憩。のつもりが、しっかりとベッドでスヤスヤ爆睡し・・・ 気がついたら!!8時過ぎだった・・・。(苦笑) 続く。
by kchan0221
| 2006-04-21 08:54
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