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2007年 08月 27日

無計画Kchan@Italia Estate '07 その6

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3日目の朝。起きた時点ではっ!と、昨日の夜星空を見なかったことに気づき、今日が移動でもう見るチャンスがないことにかなりのショックを受けたKchan。これはまた来いってことよねぇ・・・。と思いながら、ベッドから抜け出し準備開始。お昼前には出発だし~!とある程度荷物をまとめてから・・・と思ってあれこれはじめたら、気がついたらすでに8時半過ぎてた!





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急いで下に下りていくとすでに・・・皆さんそろって朝ごはんの席についていらっしゃるではないか~?!おお~っ。出遅れてしまったっ!Kchanとしたことがっ!と、早速席に着き、朝ごはんを・・・。チャンベッラにクロスタータ、そしてカフェラテ。お決まりのメニュー。ひとつ違ったのはこの日のジャム。この日のジャムはたぶん(未確認)レモンのジャム!ジャム職人Kchanの勝手なる推測によると(笑)、このジャムはリモンチェッロ用に皮をむいた残りの実の部分で作られたのではないかと~~~!!マーマレードもおいしいけど、Kchan的にはこの実のジャム、かなり好みだわ~。中の実の部分だけならば、無農薬が手に入らなくとも作れそうだし♪レモンカードはバターが入るため、あまりバターが好きではないKchan的には、このさっぱりレモンジャムがかなりのヒット!普段なら食べても2枚のラスク、この日はレモンジャム+はちみつのあわせ技、はちみつレモンラスクがあまりにもおいしくて3枚も食べてしまった!
そんな朝ごはんを食べているときにも、もうすでに厨房では今夜のご飯の仕込み中・・・ということで、最後の最後にKchanたちは食べられない(--;)今夜のプリモ用のソースの作り方を伝授してもらう。Zuccaのソース。といわれて、またかぼちゃ~?!と思ったのもつかの間、おなべの中を見てびっくり。どこをどう見ても、おなべの中の物体はかぼちゃに見えず、限りなく冬瓜チック。味見させてもらってもやっぱりお味は冬瓜っぽい。これがかぼちゃなのもびっくりしたけれど、それ以前に、冬瓜に似た野菜がイタリアに存在するのがもっとびっくりなことだった。ウィーンでこれが手に入るのかはなぞだけれど、ズッキーニで代用も出来そうだし、これもやってみたいな~と思うレシピのひとつ。本当に今回はいろいろとレシピを伝授してもらったなぁ。それだけでも、ここまで来た甲斐があったってもの?!
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Kchanは、前夜寝る前&朝ごはん前に、ほぼ荷物のパッキングが済んでいたため、ご飯を食べて最後の整理を済ませた後は、出発までのんびりあたりを徘徊。この時計は、とっても古いのだけれどちゃんと時を刻んでいる!いったいどれくらい前からこの時計は時を刻んでいるのかしら・・・?
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朝からすでに南イタリアの太陽はじりじりと焼き付けるような日差し。もちろん、ネコ様方は・・・日陰にてのんびりだらり~んとお過ごしになられていた・・・。(笑)イヌ様方は走り回ってたけど!!
Kchanのカメラで写真を撮ってこってこなかったのがと~っても残念なんだけど!Kchanの態度は別になにも変わっていないと思うんだけど!しか~し。この日、すべて用事が済んで、ふらふら歩いたり、木陰のいすでぼけ~っとしていたり、特にすることもなかったKchanのところに、女王様ジュネーブラ様登場。Ciao!!と挨拶すると、またまたCiao!とは挨拶し返してくれる。が、やっぱりそっけない。う~ん、やっぱりこれまでか~?と思っていたらば・・・なんと!女王様、Kchanのそばに来るではないか~?!おまけに話しかけてくるではないか~?!ヨヨヨ?いったい何が起きたのか?!結局ものの15分もしないうちに、Kchanてば3歳児ジュネーブラ様のしもべ?と化し、やっぱり前日帰っていったイタリア在住の女性と同じように、あれこれ女王様からご指示を受けたのであった・・・。(ロマちゃんのカメラではたくさん2ショットとってもらったんだけど、Kchanのカメラでも証拠写真とってもらえばよかった・・・。女王としもべの図。)
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と、そうこうしているうちに時間はあっというまに過ぎ、もうすぐ出発。という時刻に。
駅には結局マウロ(とジュネーブラ)が送ってくれることになった。車に荷物を積み込み、お会計を済ませ、皆さんとご挨拶をし・・・近いうちの再会を誓って、駅に向かったのであった。
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2年前に来たときには、来たときも帰るときにもほとんど人の乗り降りがなかったと~っても小さな駅なのに~!!この日は、イタリア人の大移動日だったこともあったのか?田舎の小さな駅はすご~い人!それもみんな日陰に密集・・・。
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ちなみに日向には人は居なかった~~!!(笑)
Kchanたちが乗り込むICは終点がピエモンテ州のトリノというイタリアの南から北までを走りぬける電車。この日は土曜日、そして大移動日。この田舎の小さな駅の人ごみで、なぜ座席指定できなかったかの理由はわかったけれど・・・。まさか?!この後あんなことになるとは?!誰も予想だにしなかったのであった・・・。

続く。


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おまけその1.TVを見ていたらCMでハイジが~~~っ!思わず激写してしまった。(笑)
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おまけその2. Kchanたちが滞在したこのアグリツーリズモについて
Azienda Agricola-Biologica PRISCO
http://www.mieledelcilento.com/index.html
c.da Valle Degli Elci 84070
San Mauro La Bruca -SA-
Tel e fax Italia +39-0974-974153 oppure 974928
e-mail: info@mieledelcilento.com

このアグリツーリズモは、カンパーニャ州サレルノ県のパリヌーロ近郊、チレント国立公園内に位置する、BIOのはちみつ農家。はちみつだけでなく、オリーブオイル、ワイン、野菜やハーブ、お肉などもなるべく自家で栽培、飼育しているため、最近ブームに乗り、アグリツーリズモと名乗っているだけの施設とは違い、本物のアグリツーリズモである。お料理もおいしい上、海も山も、イタリアのすばらしい大自然を楽しめるここは、時間をかけてでも行く価値はある場所なので、リピーターも多い・・・。おまけにここのPriscoファミリーはとても親日家な為、もっともっと日本からたくさんの人に、このチレント海岸、そしてプリスコに来て欲しいと思っているので、ぜひ興味を持った方がいらっしゃれば行って頂きたい!と思う・・・。

のだけれど!プラスマイナスしてプラスが出るので、プラスだけ書いておこうかな~と思ったのだけれど、Kchanがここに紹介したのをご覧になってもしもPriscoに行ってみたい!と思ってくださり、実際行って、こんな話は聞いてない~!になっても困るので、あえてマイナスポイントも書くことにした。
言葉は99%イタリア語
一番英語が通じるのは次男だけれど、この次男は最近は多忙のためあまりアグリは手伝えないそう・・・なので、ほぼ日本語はもちろん英語すら通じないと思っておいたほうが賢明。(ただし、予約に関しては英語でメールしても大丈夫だと思われる。なぜなら!ロマちゃんのPCには英語⇔イタリア語の翻訳ソフトが組み込まれているため。)そしてイタリア語が片言でも話せるのとまったく話せないのとでは、やはり現地での満足度や満喫度に差が生じると思われる・・・。特にリタからお料理を教えてもらいたいと思う場合にはイタリア語は必須かと・・・。ここのお料理のおいしさの秘密はやはり見ただけではなかなかつかめない。現に、前回と今回同じメニューを教えてもらい、理解していなかったことがあったので・・・。ただ、どのように作るか、だけならばいいかもしれないけれど、やっぱりどうせなら、コツ!まで教えてもらいたいと思うのはKchanだけ?
ここは良くも悪くもやっぱり南イタリア
ロマちゃん、すでに還暦を越えたいいお年ですが、ここは南イタリア。女性1人の場合は大変なことも多いかも。NOとはっきりいえない場合は、誰かと一緒に行くのがBest!

まあ、ほかにも些細なことをあげれば、もう少しあるのだけれど、その辺りはプラス部分で十分打ち消せる程度のものなので、あえてここには書きません・・・。その人によって感じ方はそれぞれだし。

これはどこに行っても一緒だと思うけれど、結局はこちらが好意的であれば、相手も好意的に接してくれるし、私たちはお客さんなんだから~(何やってもいい)!と思うのではなく、イタリアの遠い親戚のおうちにお邪魔しているくらいの感覚で接したほうが、いいことはたくさん!基本的にKchanのアグリ滞在時のスタンスは、"自分より年上・目上の友人・知人に接する時のように振舞う。"普通の旅行ではできない経験もたくさん出来るはず。ご飯も本当にとってもおいしいので!ということでご参考まで・・・。

by kchan0221 | 2007-08-27 04:27 | アグリツーリズモ


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